ANTON BRUHIN : Speech Poems / Fruity Music

  • フォーマット: LP [BT073]
  • 重量: 0.44kg
  • レーベル: Black Truffle

3,480円

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チープなカセットのピンポン等で音楽をつくったりするスイスのネオダダ・アーティストのアントン・ブリューヒンの2021年リリース。。
2006年から2008年にかけてオーディオソフトウェアFruity Loopsを用いて制作された26の短編作品。
カセットでつくったのと同じような手法のソフトで、Lo-Fiでチープなサウンドはたまりません。
めちゃくちゃオススメ!!

「ブラック・トリュフは、伝説的なスイス人アーティスト、アントン・ブルヒンの未発表作品を数多く発表できることを光栄に思います。1960年代から視覚芸術家、詩人、そして音楽家として活躍してきたブルヒンは、コンクリート・ポエトリーや風景画など、多様な形式で重要な作品を制作し、そのすべてにウィット、謙虚さ、そして不条理なユーモアを吹き込んできました。口琴(スイスドイツ語でTrümpiと呼ばれるこの古代民族楽器)の名手として知られるブルヒンは、サウンド作品においてもテープ・コラージュ、サウンド・ポエトリー、そして鳥のさえずりの加工といった手法を用いています。
『Speech Poems/Fruity Music』では、2006年から2008年にかけてオーディオソフトウェアFruity Loopsを用いて制作された26の短編作品を聴くことができます。これらの作品は、安価で入手しやすいテクノロジーの創造的な活用と誤用を探求するという、ブルヒンの長年にわたるプロジェクトを継承しています。多くのアナログ作品において、ブルヒンはシンプルなカセット機器の可能性を探求しました。彼は複数のテープレコーダーを使って音を重ねるDIY的な手法を考案し、歪みやテープスピードを実験したり、代表作Inout(1981)では一時停止ボタンに異常なほど特化したオーディオモニュメントを制作したりした。これらの録音とほぼ同時期に制作したコンピューターピクセル画と同様、Speech Poems/Fruity Musicはこの手法をコンシューマー向けソフトウェアへと拡張し、Fruity Loopsに内蔵された合成楽器と音声合成機能を利用した2つの作品を並行して発表している。インストゥルメンタル作品は1980年代のビデオゲームのサウンドトラックの美学をひねり出したようなもので、合成アコーディオンとハープシコードの音を使って陽気な小歌を実現し、機械による実現性を活かし、あり得ないピッチベンドや人間には不可能なテンポやアーティキュレーションを駆使している。 これらのFruity Musicのサンプルの間には、コンピューター生成の孤独な声による朗読シリーズであるSpeech Poemsが流れる。その多くは実際には歌であり、合成音声は断片的な音節を移り変わり、コーヒーの中のクリームへの頌歌を歌いながら、粗野かつ滑稽にピッチを変化させる。テクノロジーの創造的な誤用に対するBruhinの関心を引き継いで、Speech Poemsの多くは、英語のみを話すように設計されたFruity Loopsの音声合成を無理やりドイツ語を話させようと試みている。Bruhinはプログラムに音声テキストを入力することで、それなりのドイツ語のアルファベットと、彼の名前の適切な発音に近い一連の発音を生成させる。 奇妙に厳格でありながら滑稽で、面白くて風変わりなSpeech Poems/Fruity Musicは、まさにAnton Bruhinの真骨頂であり、アーティストによる美しいモザイクカバーで登場し、裏表紙には「abc für anglophone」のテキストが書かれている。」



A1 Fruity Loops Music 1:05
A2 Abc Für Anglophone 0:16
A3 Aughntone Brooheene 0:13
A4 1st Poem 1:09
A5 2nd Poem 1:05
A6 3rd Poem 0:50
A7 4th Poem 1:31
A8 5th Poem 1:10
A9 Bastei Mit Strohdach 2:49
A10 99neeneenee99 0:58
A11 a a a a oo oo 0:59
A12 Go Plus Coda 1:20
A13 Troll 1:08
A14 Coffee Kremkream 1:27
A15 Lieber Markus 2:23
B1 Guete Rutsch Und Guets Nüüs 1:19
B2 Muy Knew Poem 0:37
B3 Voo Poo Poo Pott Fm z 1:23
B4 Tchakk 1:30
B5 Nadder Nodder Nooder 0:59
B6 Thrupht 0:59
B7 Furanda 3:55
B8 Mahwquabba 1:27
B9 Poolpoolpoolpool 1:42
B10 Down The River 2:51
B11 Sonntagsgruft 3:20

Adapted By (Text) – Anton Bruhin
Compiled By – Anton Bruhin, Marc Matter
Design – Anton Bruhin
Layout – Lasse Marhaug
Mastered By – Joe Talia

On Speech Poems/Fruity Music we are treated to 26 short pieces made between 2006 and 2008 using the audio software Fruity Loops. These pieces carry on Bruhin’s long-running project of exploring the creative use and misuse of cheap, accessible technologies. In many of his analogue works.

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