WHO! 27 September 2025 SATURDAY @soto

JEMIMA : Even The Dog Knows

  • フォーマット: LP [ ANF007]
  • 重量: 0.44kg
  • レーベル: All Night Flight

4,400円

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ジョン・フェイフィーともまた違ったヘロヘロ系ギター。
ゆったりしたローファイなフォークサウンドはたまりません。
オススメ!
特殊ジャケット。

「英国サウス・ロンドンの知られざるデュオ、JemimaによるデビューLPがAll Night Flightレーベルよりリリース。リスナーの内面に深く静かに染み入る、ローファイ・フォークの新たな地平線を切り拓く傑作の登場です。
同レーベルからリリースされたMegabasseをはじめ、Brannten SchnüreやGrouperなどのアーティストの実験性とも響き合いながら、本作においてJemimaは、楽曲の「構築」よりも「気配」の生成に重きを置いているようです。繰り返しの中でわずかに揺らぐギターのアルペジオは、ほとんど溶けて聞き取れない語り声や環境音、ノイズと絡まりながら、とても親密で個人的な音の箱庭風景を織り上げていきます。囁くようなボーカルは言語としての意味を超え、まるで空間そのものが語りかけてくるような錯覚を引き起こします。
この音の中に身を置いていると、まるで、窓を少しだけ開け放ち、静かに流れ込んでくる外気や遠くの生活音を感じるような、日常でふとした時に立ち上る特別な時間がふと蘇るようです。」

「「拾い集めた音の不安定なループ。正体不明のドキュメンタリーからのほとんど聞き取れないようなセリフ。演奏者の限界で生み出されたフォークギターの波打つ音。不気味なメロディカ。歌手の不安を、美味しく陰鬱なポーズとして再解釈する、つぶやくようなボーカル。お好みの録音ソフトでこれらを重ね合わせよう。線路を見下ろす奥の寝室で、幽霊を召喚するために苦労する。
ウェストヨークシャー、グラスゴー、ダニーデン、中西部の郊外から、不法占拠された住宅や大学の寮、古いペーパーバック、古くなったハシシの煙、放置された紅茶のマグカップで満たされた湿っぽい部屋から、幽霊が現れる。
サウスロンドンのデュオ、Jemimaがここ数年かけて制作し、店のオリジナルとしてまとめたこのホームレコーディング集を聴いていると、社内レーベルのこの幽霊たちは、周囲に群がっている。70年代に生まれ、60年代のテープ実験や優しいかき鳴らしを追い求め、彼らは首を伸ばしてラップトップに近づこうとする。これほど完璧なものが現れると、どんなに静謐な人でも思わず立ち上がってしまう。 キャンドルの灯ったワインボトルを中心に生み出される孤独な音楽は、XpresswayやCordelia経由では登場するには遅すぎた。しかし、今この瞬間に居場所がないなどと想像してはいけない。幽霊たちが近くにいるのは、彼らがまだ求められていることを知っているからだ。私たちも彼らを必要としているし、彼らも私たちを必要としている。 私たちはほぼ一年の間、これらの音源にすっかり魅了されてきた。ジェマイマのデビューLPは、意識のより深い次元にある薄暗い世界への窓なのだ。」



A1 Seras Mi Vida O Mi Muerte
A2 What Is It
A3 Use And Throw
A4 Where Did The Birds Go When It Rained
A5 Coming Over
A6 Drag
B1 Ten Thirty
B2 Meadow
B3 Maybe One Day
B4 Tail Chase
B5 Wish You Well
B6 I Forgot
B7 When The Red In My Hair Goes I Will Try To Escape The Three Islands With The Golden Mountains

Comes with an art print

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