OOIOO : Taiga

  • フォーマット: CD [thrill-161-2]
  • 重量: 0.08kg
  • レーベル: Thrill Jockey

2,980円

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ボアダムスのヨシミ率いるOOIOOの2006年リリース。
民族や電子音、ポストパンクなど混沌としたサウンドはトライバルなスリッツという感じ。
オススメです。
まだの人はぜひ!!

「自然とのコミュニケーションは、OOIOOにとって新しいテーマではない。視覚的には、アルバムのアートワークやバンド写真の中に「o-o-i-o-o」という反復が隠されており、映像作品ではメンバーの姿よりも森の風景が強調されてきた。これまでも彼らの音楽にはトライバルなリズムや野性的なサウンドが取り入れられてきたが、新作『TAIGA』ではその自然への志向がさらに前面に押し出されている。タイトルの「TAIGA」は、日本語では「大河」、ロシア語では「森林」を意味する。
OOIOOの初期作品は、そのバイナリー的なバンド名が示唆するように、ミニマルでデジタルなサウンドだった。しかし、これまでの4作を通じてメンバー構成が変化するのと同時に、その音も進化していった。ニューウェーブ的でポップなグルーヴは、『KILA KILA KILA』や『Gold & Green』に見られるような混沌とした展開やサイケデリックな爆発へと変化していく。そして現在のOOIOOは、リズムを基盤としたサウンドスケープへと到達し、広がりと精神性、そして高揚感を備えた、自然に触発された地球とのコミュニケーションとしての音楽を志向している。
『TAIGA』では、OOIOOが多彩な楽器の音色とテクスチャーを提示している。リズムを際立たせることに焦点を当てながら、音の層を加えたり取り去ったりする手つきは実に滑らかだ。リズムのパターンは潮の満ち引きのように自然にうねり、その上を繊細なメロディが波のように絡み合う。同様に、ヨシミとメンバーのボーカルも、トライバルで瞑想的なチャントから鳥のさえずり、フリー・フォーク的な叫びまで幅広く行き来する。『TAIGA』は、大河のほとりから見た深い森のように響き、動物や木々、生命と死の気配を感じさせる。それはヨシミにしか呼び起こせない、自然への呼びかけである。
レコーディングには、長年のOOIOOギタリストであるKayanが参加している。しなやかで細長い体躯からは想像できないほど、力強く角張ったプレイが特徴だ。さらに、ベースのAya(『KILA KILA KILA』にも参加)も加わり、KayanとAyaはコーラスやチャントでもヨシミを支えている。本作はドラムにAIを迎えた初作品でもある。ゲストとして、ドラムの楯川陽二郎、パーカッションのThiam Misato、スティールパンのTonchiが参加している。
『TAIGA』は、OOIOOの創設者でありリーダー、ソングライターであるYoshimi P-weによってプロデュースされた。彼女は1986年にUFO or Dieでドラムを担当し、Eyeとともに革新的なノイズポップ実験集団Boredomsにも参加して音楽活動を開始した。1996年の雑誌記事のために架空のバンドとして構想されたOOIOOは、1997年にSonic Youthの前座を務め、その圧倒的でポジティブなステージパフォーマンスで一躍注目を集めた。ステージに立った瞬間に観客の注意を奪い、心をつかみ、自然と体を動かさせることができるバンドはそう多くないが、OOIOOはまさにそれを実現する存在である。
『TAIGA』は、「UMA」という楽曲でその音の呼びかけによって聴き手の注意を引きつける。「ATS」では、鋭いギターの周囲を舞う繊細なボーカルによって心をつかむ。「UMO」や「IOA」の推進力あるリズムは、つま先を弾ませ、手を躍らせる。『TAIGA』は現在と未来についての作品であり、その物語は自然の深みをたたえながら、タイガの中での生命の営みのように始まり、そして終わる。」



1 Uma 3:38
2 Kms 9:00
3 Uja 7:50
4 Grs 3:44
5 Ats 8:08
6 Sai 15:03
7 Umo 3:32
8 Ioa 6:51

Artwork – Shoji Goto
Drums – Yo2ro Tatekawa
Engineer – Koichi Hara
Mastered By – Mitsuo Koike
Percussion – Thiam Misato
Performer – Ai, Aya, Kayan, Yoshimi
Producer, Music By, Lyrics By – Yoshimi P-We
Steel Drums [Steel Pan & Tenner Pan Four Chelo] – Tonchi

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