DAVID GRUBBS & TAKU UNAMI : Failed Celestial Creatures

  • フォーマット: LP [EE003]
  • 重量: 0.44kg
  • レーベル: Empty Editions

3,180円

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Gastr del SolのDavid Grubbsと宇波拓の2017年8月の録音のギター・デュオ作品。
ポロロン系のとてもゆったりした心地よいギターサウンドです。
『Failed Celestial Creatures』は日本の短命な作家・中島敦(1909–42)の短編群に着想を得たという1曲目は異色で、電子ドローンと爪弾きギターによる葬送的フレーズが長時間続きその後激しくノイジーなエレキギターが加わり終結に向かう。
この曲はほんと強力!
まだの人はぜひ。

「本作は主に京都で録音され、二人が共有する音楽的・文学的影響をもとにしながら、録音前に交換された多様な読書リストと即興的な探求の双方から生まれました。アルバムの物語的志向は、音とテキストの複雑な相互関係に対する両者のこれまでの実験に根ざしており、グラブスが詩人スーザン・ハウと行った仕事や、宇波がユージン・サッカーやエヴァン・カルダー・ウィリアムズら作家と行ってきた協働にも連なっています。『Failed Celestial Creatures』はとりわけ、日本の短命な作家・中島敦(1909–42)の短編群に着想を得ており(彼は古典中国の説話にモダニズム的な不条理や実存的不安を織り込んだことで知られています)、それらを想像上の背景として、ギターを基盤としたインストゥルメンタルの探求を展開しています。
中島の「山月記」では、狂気の詩人が虎との混成的存在へと変貌し、不明瞭な欠陥を抱えたまま詩を語ります。一方「悟浄出世」では、河の怪物である主人公が自らを「堕天使」と名乗ります。これら二つのエピソードに見られる謎めいた崩落の感覚は、宇波が「堕」という漢字の語源に関して行ってきた研究とも共鳴します。現代では「失敗する」を意味するこの字は、歴史的には「祭壇から地面に落ちた聖なる肉」を指していました。この原初的な光景は、儀礼に内在する聖性の侵犯を想起させます。こうした儀礼の失敗は、グラブスと宇波のような音楽家にとって常に条件であり(あるいは技法ですらあり)、本作の主要な出発点として広く捉えることができます。この情動的な領域において、タイトル曲は、蒸気のような電子音に包まれた葬送的リフの長大な展開として構成され、やがて宇波がエレクトリック・ギターで加わるとともに、制御不能なフィードバックの嵐へと噴出します。B面には、見かけ上の無造作さと簡潔さが魅力的な、輝きを帯びたギター・デュオ群が収められています。ほつれ、堕ちた状態のなかで、グラブスと宇波は、儀礼の失敗、祭壇でのこぼれ落ちを呼び起こしつつ、常に音の生成の瀬戸際にそれを示唆しています。」



A1 Failed Celestial Creatures 21:13
B1 The Forest Dictation 6:21
B2 Constellation Of Sand 5:34
B3 Threadbare 1 1:11
B4 Threadbare 2 1:39
B5 Threadbare 3 2:29
B6 Threadbare 4 2:16

The release was recorded by Taku Unami at Soto, Kyoto, August 7th and 9th, 2017 and mastered by Rashad Becker at D&M. All music by David Grubbs and Taku Unami, published by Gastr Virgo Music (BMI). The LP is produced in an edition of 500 on 180 gram vinyl.

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