DAVID TOOP, ECKA MORDECAI, CHRISTIAN KOBI : Moth Wings Beating Air Incised

David Toop、Ecka Mordecai、Christian Kobiのトリオの2024年4月23日ロンドンのCafe OTOでのライヴ。
物音的な緊張感ある即興です。
さすが！
限定300枚。
お早めに。

「スポンジダニが黒い地図に群がる / カゲロウに蹂躙され、切り裂かれる / 虚空 / スイッチ / 一部が
蛾の羽を打ち鳴らす / 彫り込み /
彫刻刀 / 線とブロック / 高周波数に偏っている / スコルダトゥーラ / その花 / ヴェスペルタイン / 錯乱状態
夜の陰 / 落ちていく / 不整脈 / 鋭い停止 / 凹版
静寂に突き刺される / インクは見えなかった / 花粉媒介者がまき散らした埃が低地
のハム音として聞こえる / 裸の香りの波 / 噂のようにかすかな
鳥のくちばしの切り込み / 慎重な足取りの穴あけ器
エオリエの精霊 / 葦のノミを通して押し出される息
私たちは森でキノコを採集した / 子供のように
葬儀の鐘の黒い帽子
髪の摩擦 動きが抵抗にぶつかって押し下げる
葉のストレスと静止 / 戻るために切り裂かれる / 速く移動する乗り手
埃がスクリーンのように舞い上がり / 詰まる
時間は停止の泥濘を遅くする / 部品の検査
細いひげの先端は、ゆっくりとした夜行性の哺乳類の毛皮よりも柔らかく、唾のように親密で、うめき声​​の中で、繊維まで削ぎ落とされた歴史は、脆く、かろうじて直立し、まるで止まる態勢に あるかのように、 その神経質な性質は風に震え、 触れること、撫でること、引っ掻くことに集中して 歌う 。息が消耗し、眠りにつくように、その重荷は軽く担がれている。(デイヴィッド・トゥープ)
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英国のDavid Toop (1949年生まれ) は、1970年代より演奏と執筆の双方で重要な活動を続け、英国実験 / 即興音楽シーンにおける重鎮のひとり。Ecka Mordecai は英国ロンドン在住のチェロ奏者で、初のソロ・アルバム『Promise & Illusion』(OTOROKU) を2022年にリリース。Christian Kobi はスイス、ベルン郊外のシュピーゲル在住、実験 / 即興音楽シーンで活動するサックス奏者。何度か日本ツアーをおこなっていて、2023年には Radu Malfatti と Klaus Filip とのトリオで来日している。

2024年4月23日、David Toop、Ecka Mordecai、Christian Kobi のトリオが英国、ロンドンの Cafe OTO に出演。本CDは、その時のライヴ演奏1曲 (31分30秒) を収録している。Mordecai はチェロ、Kobi はソプラノ・サックスとテナー・サックスを使用。Toop は色々な物を使って音を出している。全体を通して3者による異なる音が有機的に絡み、良質の即興演奏を生み出している。」



1 Moth Wings Beating Air Incised 31:30

Cello – Ecka Mordecai
Flute [Flutes], Performer [Card], Musical Bow [Bow], Performer [Leaves], Bones [Bone Conduction], Tape [Cassette], Fiddle [African Fiddle], Electronics [Phone Apps], Rattle [Rattles] – David Toop
Liner Notes [English] – David Toop
Mastered By [Mastering By] – Taku Unami
Recorded By [Recording By] – Rory Salter
Soprano Saxophone, Tenor Saxophone – Christian Kobi

edition of 300
Recorded live at Cafe Oto, London, April 23, 2024