★アンビエントの巨匠ブライアン・イーノとコンセプチュアル・アーティストのビーティー・ウルフによる新たなコラボレーション・アルバム2作を同時リリース!
『Luminal』は“ドリーム・ミュージック”、『Lateral』は“スペース・ミュージック”というコンセプト。
CDも出てます。
CDはこちら。
「■この 2 人のコラボレーションからこのような音楽が生まれるとは彼ら自身も含め、誰も予想だにしていなかった。イーノとウルフの出会いは 2022 年の音楽祭・映画祭・インタラクティブ・フェスティバルなどを組み合わせた大規模イベント、SXSWにさかのぼる。二人は SXSW にて「アートと気候(Art and Climate)」と題して特別講演を行い、この公演は SXSWの 25 年間の歴史の中でベスト・トークの一つに選ばれた。その後、二人はそれぞれロンドンの別々のギャラリーでビジュアル・アートやコンセプチュアル・アートの作品を展示していたときに再会し、音楽的なコラボレーションが生まれた。イーノとウルフは、2024 年まで散発的にレコーディングされたこのプロジェクトでのコラボレーションを振り返って、次のように語っている。
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音楽は感情を喚起するものです。その感情の中には、馴染みのあるものもあれば、そうでないもの、あるいは複数の異なる感情が複雑に混ざり合ったものもあります。他の言語や文化には、そのような感情を表す美しい言葉がたくさんあります。そう、英語にはない言葉です。感情に名前をつけることで、私たちはその感情をより感じやすく、より具体的にすることができます。アートは、私たちがこれまで感じたことのないような感情や、あるいは感情の混ざり合いを引き起こすことができます。このように、アート作品は、ある種のフィーリングの「母」となり、そのフィーリングを見つけ、再体験するための場所になり得るのです。私たちが取り組んだ感情の中には、次のようなものがありました・・・。
Ailyak (ブルガリア語)・・・ゆっくりと、プロセスを楽しむこと Commuovere (イタリア語)・・・感動すること Dor (ルーマニア語)・・・あこがれ、帰属意識 Duende (スペイン語)・・・ゾクゾクすること
Fèath (ゲール語)・・・静寂、平和 Gezelligheid (オランダ語)・・・温かい親密さ Ilinx (フランス語) ・・・遊びによる不思議な興奮 Jijivisha (サンスクリット語)・・・人生を全うすること Liget (フィリピン語)・・・燃えるようなエネルギー、生命の輝き Merak (セルビア語)・・・宇宙と一体になること Meraki (ギリシャ語)・・・何かに没頭すること Mono no aware (日本語)・・・人生のはかなさに感謝すること Onsra (ボロ語)・・・愛を失うことを予期すること Pronoia(ギリシャ語)・・・パラノイアの反対の意 Sisu (フィンランド語)・・・決意、気概 Torschlusspanik (ドイツ語)・・・時間がなくなることへの恐怖 Ya'aburnee (アラビア語)・・・誰かがいない世界で生きたくないということ」
A1. Milky Sleep
A2. Hopelessly At Ease
A3. My Lovely Days
A4. Play On
A5. Shhh
B1. Suddenly
B2. A Ceiling And A Lifeboat
B3. And Live Again
B4. Breath March
B5. Never Was It Now
B6. What We Are