羽野昌二 : 48

阿部薫との共演でもおなじみベテラン・フリージャズ・ドラマー羽野昌二の2003年3月東京「ビン・スパーク」でのソロライヴ。
2003年の名盤です。
買い逃してた人は是非この機会に。

「1980年代より演奏活動を始め、近藤等則（トランペット）、阿部薫（アルト・サックスほか）らと共演。日本の伝統楽器である太鼓とドラムによるリズムの妙をフィーチャーしたハードな即興演奏グループ、ポリブレス・パーカッション・バンドを率いる一方、90年に初の欧州ツアーを行って以来、積極的に世界各国を巡り国内外のミュージシャンと幅広く活動。ドイツのペーター・ブロッツマン（サックス）、スイスの故ヴェルナー・リュディ（サックス）、米国のウィリアム・パーカー（ベース）、英国のデレク・ベイリー（ギター）らとの演奏はそれぞれCD化されている。剛腕サックス奏者ブロッツマンとの相性の良さでわかるように、羽野のドラムは抜群のパワーとスピードを併せ持ったフリー・インプロヴィゼーション / フリー・ジャズ畑のものだ。しかし、彼の出身地である九州、小倉の祭りを通して幼い頃から育くんできた小倉太鼓のリズム・センスが噛み合って、ほかのドラマーには決して真似できない唯一無比のスタイルを確立している。その独特のドラミングを最もはっきりと表現するとすれば、やはりドラム・ソロということになろう。本作は2003年3月東京「ビン・スパーク」でのライヴ録音で、羽野にとってドラム・ソロによる初のフル・アルバムである。羽野の持ち味のすべてを出し切った決定盤。」

Tracklist
1 004 21:52
2 008 34:03

Credits
Design – Juca Izusawa
Drums – Shoji Hano
Liner Notes – Kazue Yokoi
Liner Notes [English Translation] – Cathy Fishman, Yoshiyuki Suzuki
Producer – Shoji Hano, Yoshiyuki Suzuki
Recorded By, Mixed By, Mastered By – Tsutomo Suto

Notes
Recorded live at Bin Spark, Tokyo on March 12, 2003.
Mixed and mastered on March 18, 2003.
Packaged in a mini lp style heavy gatefold cover with liner notes in Japanese and English.