VILLE HAUTAKANGAS : 12 Premieres - Contemporary Finnish Piano Music

  • フォーマット: 2CD [ABCD519]
  • 重量: 0.15kg
  • レーベル: Alba

4,400円

カートに追加:
フィンランドのピアニストVilleHau-takangas(1978–)によって企画されたもので、ピアノの特徴を活かしさまざまなスタイルで書かれた12の初演作品をコンパイルした2CD。
クラスターはもちろん、ピアノの内部演奏やエレアコまで。
ピアノ好きの人は必聴です。

「★『12の初演作品(12Premieres)』は、フィンランドのピアニスト、ヴィッレ・ハウタカンガスVilleHau-takangas(1978–)によって企画されたプロジェクトです。彼が、フィンランド文化財団のピルカンマー行政区基金を受け、5分程度の演奏時間の曲を12人の作曲家に委嘱、寄せられた作品を2019年から2021年にかけて3回のコンサートで演奏しました。委嘱を受けた作曲家のほとんどはタンペレ応用科学大学(TAMK)や前身の学校で学んだということで繋がり、何人かはヨウニ・カイパイネンのクラスの学生だったという共通点をもっています。
★12の作品は、広い音のレンジ、ダイナミックスの大きさ、ポリフォニー、クラスターにみられるような音の塊による表現の可能性など、ピアノの特徴を活かし、さまざまなスタイルで書かれています。セシーリア・ダムストレムCeciliaDamströmの《Epitaph(墓碑銘)》は、彼女の師であり友人だったヨウニ・カイパイネン(1956–2015)を追悼した作品。イラリ・ラークソIlariLaaksoの《Häivä(におい)》は、スペインの港町カディスの大聖堂前広場からインスピレーションを得て作曲されました。ピアノの「内部の音」をエレクトロニクスによって増幅、拡大して「マジックボックス」の中心を探ったマティルダ・セッパラMatildaSeppäläの《Inner(内部の)》。ペトリ・ニエミネンPetriNieminenが、戦争の苦痛と怒りに対して感情が昂ったまま書いた《Aleppo2017(アレッポ2017)》。ローペ・マエンパーRoopeMäenpääが「木と森の間の不思議な作用」に触発されたという《Kolloidi(コロイド)》。パーヴォ・コルピヤーッコPaaveKorpijaakkoの《LastNightItWasVisitedByLauraPalmer(昨夜、ローラ・パーマーが訪ねてきた)》は、デイヴィッド・リンチ監督の『ツイン・ピークス』の「夢想のロジック」がインスピレーションになった作品です。
★ヤンネ・サルメンカンガスJanneSalmenkangasは、蜘蛛の巣から音楽の構造のアイデアを得て《Fractum(裂け目)》を作曲。トゥオマス・トゥラリアゴTuomasTurriagoの「短調のややメランコリックな調性にラテンのリズムとジャズ感覚を織りこんだ」《Somber(薄暗い)》。ミンナ・レイノネンMinnaLeinonenが《Rememoro(私は覚えている)》を作曲したのは、記憶喪失になった家族の回想録を書いている時だったといいます。ヘンリ・ソッカHenriSokkaの「明るく楽しい」《Völjy(オイル)》。ヤミ・キアントJamiKiantoの「矛盾した表現」《Häviöjuhlat(喪失祝い)》。《14.4kHandshake(14.4kハンドシェイク)》は、作曲者ヨンネ・ヴァルトネンJonneValtonen自身が「ディジタル・ピアノサウンド」を手がけた作品です。★ヴィッレ・ハウタカンガス(1978–)は、ラプアのカウハヤルヴィ生まれ。ピルカンマー応用科学大学とハンス・アイスラー音楽大学ベルリンでマルッティ・ラウディオ、ラウリ・ヴァインマー、ゲオルク・サヴァに学び、リーサ・ポホヨラ、テッポ・コイヴィストたちにも師事しました。2002年からタンペレ・フィルハーモニック管弦楽団で演奏し、タンペレ音楽院とタンペレ応用科学大学に伴奏ピアニストとして勤めています。現代音楽アンサンブル「タンペレローTampereRaw」に参加、フリーランスの写真家としても活動しています。」



Tracklist
1-1 Epitaph 5:51
Written-By – Cecilia Damström
1-2 Häivä 9:41
Written-By – Ilari Laakso
1-3 Inner 6:24
Written-By – Matilda Seppälä
1-4 Aleppo2017 8:48
Written-By – Petri Nieminen
1-5 Kolloidi 4:45
Written-By – Roope Mäenpää
1-6 Last Night It Was Visited By Laura Palmer 8:07
Written-By – Paavo Korpijaakko
2-1 Fractum 5:35
Written-By – Janne Salmenkangas
2-2 Somber 6:38
Written-By – Tuomas Turriago
2-3 Rememomor 5:54
Written-By – Minna Leinonen
2-4 Völjy 6:24
Written-By – Henri Sokka
2-5 Häviöjuhlat 7:57
Written-By – Jami Kianto
2-6 14.4k Handshake 6:40
Written-By – Jonne Valtonen

Credits
Electronics [Live Electronics] – Tero Koski
Executive-Producer – Erkki Nisonen
Graphic Design – Teemu Raudaskoski
Liner Notes – Kikka Holmberg
Liner Notes [Translation] – Christel Biltof, Tatevik Ayazyan, Ville Hautakangas
Painting [Cover Painting] – Inka Hannula, Teemu Raudaskoski
Piano – Ville Hautakangas
Recorded By, Producer, Edited By, Mastered By – Markku Veijonsuo
Technician [Digital Piano Sound] – Jonne Valtonen
Technician [Piano Technician] – Mika Herronen

この商品をお求めのお客様はこんな商品もお求めです。

Copyright © 2024 parallax records